[PR]

 三重県津市美杉町のホテル「美杉リゾート」で、掛け流しの温泉に地ビールを配合した「ビール風呂」が登場した。黒っぽい色合いや麦の香りを楽しめ、約30分ごとに本物のビールが注がれる。

 敷地内には20年前に地ビールの工場を設け、今は年間約3万リットルを醸造している。温泉と一緒に楽しんでもらおうと、大浴場のリニューアルに合わせて、2月下旬からビール風呂を始めた。

 たるを模した浴槽(直径1・2メートル)に、本物のビールタンクで出来たオブジェが並ぶ。配合するのは、ほんのり黒い「火の谷ビール 伊賀流忍者麦酒」。200倍以上に希釈され、アルコール度数は0・03%未満になる。炭酸の泡が見えるが、シュワシュワと体感できるほど強くない。しっとりした湯上がり感が期待できるという。

 浴槽には、ビールサーバーと同じ注ぎ口から、約30分間隔で本物を注ぐ。中川穣社長室長(31)は「タイミングが合えばお味見ください」とにっこり。

 未成年者や妊婦、各種アレルギーのある人は控えるよう呼びかける。ビール風呂のある浴場は1日ごとに男湯・女湯で入れ替わる。日帰り入浴もできるが、男女別で日程の確認が必要。問い合わせは同社(059・272・1155)へ。(高木文子)