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 外見からでは障害のあることがわかりづらい人や、お年寄りらが周囲の支援を得られやすくするため、自治体などが配っている「ヘルプカード」。北九州市は2年前に配布を始めたが、街中で見かけることはほとんどなく、障害のある人たちの間でもあまり知られていない。なぜなのか。

 北九州市のカードは縦22センチ、横8・5センチで、四つ折にして持ち歩ける。赤地に白抜きでハートと十字の「ヘルプマーク」をあしらっている。マークは支援や配慮が必要なことを示すもので、この取り組みを最初に始めた東京都が2012年に作った。

 市は導入前、市障害福祉団体連絡協議会(障団連、42団体)と話し合い、半年間検討を重ねた。2016年3月にできたカードの特徴は、7項目の書き込み欄を設けたことだ。

 「私はこんな特性があります」「こんな支援が必要です」「こんなことが苦手です」「こうしてもらえると安心です」などの欄のほか、氏名や緊急連絡先、通院先の情報も記入できる。カードを示された人向けに「所有者が困っていたら中を確認してください」とも記されている。

 区役所や障害者団体、自治会な…

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