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 「原始の姿」をとどめる戦前の黒部川の姿を記録した無声映画「黒部峡谷探検」の上映会が24日、黒部市内である。黒部峡谷・阿曽原温泉小屋(黒部市)を経営する佐々木泉さん(58)が、映画に出てくる場所や背景を解説する「弁士」を務める予定。

 「黒部峡谷探検」は1927年に文部省(当時)が制作。35ミリフィルムで記録した24分のモノクロ・無声映画で、同省が制作した山岳映画の初期の作品。黒部峡谷を初めて完全遡行(そこう)し、十字峡を発見した登山家冠(かんむり)松次郎(1883~1970)を指導役に、記録映画撮影の先駆者といわれる白井茂ら文部省撮影隊が同年7月末から8月上旬にかけて撮影したという。

 現在とは比べものにならないほどの水量の黒部川や断崖絶壁をさかのぼる撮影隊が記録され、一行が河原に湧き出る温泉を楽しむ光景も出てくる。「原始の姿が残る黒部峡谷を目の当たりにして、これを後世に残さねばと冠松次郎は感じたのでは」と佐々木さん。佐々木さんは解説のため、冠の著書をひもとき、映画の背景を探っている。

 当時は、日本各地の山岳地帯で…

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