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 長崎県佐世保市の老舗百貨店、佐世保玉屋(佐世保市栄町)が、佐世保市に対し、現店舗を建て替える方針を伝えていることが分かった。改正耐震改修促進法に基づいて現店舗の耐震診断結果報告を求めていた佐世保市が、15日にあった市議会都市整備委員会に報告した。

 委員会での市の説明などによると、佐世保玉屋は2022年3月末までに現店舗の取り壊しに着手する計画。新しい建物の詳細は未定という。

 市の資料によると、佐世保玉屋は地上8階建て、延べ床面積約2万120平方メートル。1968年まで何度か増築されている。

 2013年施行の改正耐震改修促進法は、81年5月31日以前の着工で、不特定多数が利用する3階建て以上かつ延べ床面積5千平方メートル以上の建物について、耐震診断を行って市や県に報告することを義務づけている。

 佐世保市は同法に基づいて昨年、耐震診断結果を今年3月末までに報告するよう佐世保玉屋に命令していた。佐世保玉屋からは今年1月、建て替えと22年3月末までの解体工事着手を伝える報告書が提出されたという。

 15日の委員会で市は、「報告に基づき、2022年3月31日までに、耐震診断に代わる解体工事に着手しなさいとの命令に改めた」と説明した。(福岡泰雄)

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