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(16日、カーリング混合ダブルス日本選手権第3日 竹田智、竹田直組10―3吉田知、清水組)

 五輪出場ペアの吉田知・清水組に土をつけたのは、結成10年目で2009年大会での優勝経験を持つ竹田ペア。ともに獣医師の資格を持つ夫婦だ。第7エンド(E)で試合を決める大勝で会場を驚かせた。

 丁寧なショットを重ねて相手を追い込んだ。同点の第5Eは、円心近くに石を集めて3得点。先攻だった第6Eで、吉田知のミスを誘い、2点を奪って突き放した。夫の直将(39)は「相手が要所で好ショットを投げるのは、事前の研究で分かっていた。完璧な配置をしないといけないと思っていた」。

 15年に第1子を出産し、昨季競技復帰した妻の智子(41)は「出産で体形が変わり、フォームも変わった。やっと参加できるレベルになったところ」。練習では1人が石を投げ、もう1人が娘の面倒を見る。試合ではどちらが投げた石も夫が掃き、妻は指示に専念するスタイルで、2月の北海道選手権を制した。

 名寄市職員でもある直将は、「(混合ダブルスの)経験は僕らの方がある」。吉田知・清水組との試合の次の試合にも勝ち、決勝トーナメント進出に望みをつないだ。(渡辺芳枝)