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 ハンセン病患者に対する誤った隔離政策で元患者の家族も被害を受けたとして、国に謝罪と賠償を求めている訴訟で、原告3人への尋問が16日、熊本地裁であった。60~80代の男女が、集落や学校で差別を受けたことや、引き離された家族と親しい関係を築けなかったことを証言した。

 80代の女性は、幼い時に父がハンセン病になり、療養所に収容される時に家や納屋、工場が消毒され、友達が付き合ってくれなくなった経験を話した。

 「きつい消毒剤のにおいが10日以上続いたと思う。家族にハンセン病患者がいることが知れ渡り、友達には『腐るから来るな』と言われ、ずっと兄と2人でいた」。心の支えだったその兄も発症し、それ以降は学校にも通わなくなった。経済的に困窮し、18歳で母が亡くなると、節約のため「男になって生きよう」と決め、化粧や衣服で着飾ることもしなかったという。国に訴えたいことを問われ、「私の人生と青春を返してほしい。学校に行けず読み書きもできず情けない」と涙ながらに述べた。

 70代女性の原告は、4歳の時…

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