【動画】安倍内閣退陣を求めて官邸前で抗議=恵原弘太郎撮影
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 財務省が森友学園との国有地取引に関する決裁文書を改ざんしていた問題を受け、首相官邸前で16日夜、徹底究明を訴えるデモがあった。安全保障関連法への抗議を展開した学生団体「SEALDs(シールズ)」の元メンバーらが呼びかけた。

 「ほんとのこと言え」「責任とれ」。小雨の中、周辺の歩道から地下鉄の階段下まであふれた参加者らが打楽器のリズムに合わせ言葉をつないだ。都内の男子高校生(16)は「(昨年成立の)『共謀罪』反対デモを超える熱気だ」と語った。

 立憲主義の大切さなどを訴え続けたSEALDsは、野党共闘を働きかけた2年前の参院選後に解散。その後は一部のメンバーらが新しい市民団体などをつくり、「共謀罪」への反対などを主張してきた。今回の公文書改ざんに「民主主義の根本を揺るがす大問題」と危機感を共有し、SNSで広く参加を呼びかけた。

 大学院生の諏訪原健(たけし)さん(25)は「最低限の当たり前がないがしろにされている。おかしなことはおかしいと言い続ける」。23日も官邸前で、25日は東京・渋谷駅前でデモを予定している。(清水大輔)