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 (16日、大リーグ・オープン戦 エンゼルス―ロッキーズ)

 二回途中7失点でKO。エンゼルスの大谷翔平が、メジャーの洗礼を浴びた。昨季ナ・リーグトップの打率を誇ったロッキーズ打線を相手に一回はなんとかしのいだが、二回につかまった。先頭から死球を挟んで6連打。うち2本は本塁打で1死も奪えずに7点を失った。

 投打の「二刀流」を引っさげて海を渡った23歳が、苦戦している。登板した実戦4試合は計8回3分の1を投げて17失点。打撃ではオープン戦の打率が1割ちょうどだ。この日の試合後、記者会見で米メディアから厳しい質問が飛んだ。「開幕戦のベンチに入る自信はあるか」「開幕をマイナーで迎える覚悟はあるのか」――。

 米ヤフースポーツの記事では「大谷は『日本のベーブ・ルース』と言われて来たが、現時点では通用しないだろう」と指摘。「マイナーで開幕を迎えるべきだ」と結論づけている。

 開幕まで2週間を切った。大谷は「不安なく入れるシーズンは今までもなかった。(起用法は)監督やスタッフが決めること。1日1日、自分なりにやっていきたい」と前を向く。ソーシア監督も「先発ローテーションの一人、という考えは変わらない。我々は翔平の才能を信じている」と話すが、周りの雑音を吹き飛ばすためにも、早く結果がほしいところだ。(テンピ=山口裕起)