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 かざぐるまをあしらった手作り遊具で遊ぶ「風の花祭り」が17日、下田市柿崎のまどが浜海遊公園で開幕した。下田が江戸時代、帆船の風待ち港だったことにちなんで市観光協会が始めた春のイベント。準備に携わるボランティアが大変なことなどから、14回目の今年が最後になる。

 公園の芝生広場に、竹枠を組み合わせた14のオブジェが配置された。それぞれ天の川や宇宙船に見立てた乗り物などの遊具になっており、色とりどりのかざぐるま約1万5千個で飾られている。この日はやや強い風が吹き、かざぐるまが勢いよく回るなか、親子連れなどが元気に走り回っていた。

 かざぐるまは毎回、市内在住のペーパーアーティスト広井敏通さん(63)の指導で、幼稚園から中学生までの子どもたちやお年寄りなどが作成してきた。オブジェのデザインも小中学生が描くなど、市民を挙げた行事だった。準備期間は約半年。多くをボランティアに頼ってきたが大半が70代になり、大変になってきたことなどから締めくくることにしたという。

 祭りは4月5日まで。終日自由に遊ぶことができ、「花のかざぐるま作り体験」もしている。