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 イスラム過激派ボコ・ハラムが襲撃を繰り返すナイジェリア北東部で、子どもたちの栄養失調が深刻だ。ユニセフ(国連児童基金)によると、北東部だけで約50万人の子どもが栄養失調だという。

 16日、ボコ・ハラムが拠点としていた街マイドゥグリの医療施設を訪れると、栄養失調に陥ったりマラリアに感染したりした子どもや妊婦が受診していた。もうすぐ2歳になるウスマン・イブラヒム君は栄養失調と診断された。母親(27)は「ここ数日はほとんどご飯を食べていない。薬をもらいたい」と訴えた。

 ボコ・ハラムは病院などを襲撃。この施設も2013年まで閉鎖していた。14年に活動を再開したが、施設代表のハジャ・バシルさん(50)は「医師は1人だけ。訓練を受けたスタッフが足りない」と課題を話す。

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(マイドゥグリ=石原孝