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 囲碁の世界トップ棋士が争う「ワールド碁チャンピオンシップ2018」準決勝が18日、東京・市ケ谷の日本棋院で打たれ、井山裕太名人・七冠(28)は山下敬吾九段(39)との日本勢同士の対決を制し、決勝進出を決めた。19日の決勝で韓国ランキング1位の朴廷桓(パクジョンファン)九段(25)と対戦。日本勢として5年ぶりの世界タイトルをめざす。

 朴九段は中国ランキング1位の柯潔九段(20)との世界“2強”対決を制した。決勝でぶつかる井山名人と朴九段のこれまでの戦績は朴九段の3勝2敗。13年のテレビアジア囲碁選手権決勝でも当たり、井山名人が勝って日本勢8年ぶりの世界戦制覇を遂げたが、それ以降、日本勢の優勝はない。

 井山名人は国内棋戦では昨年9月の名人戦から半年以上にわたり無敵の20連勝中だが、世界戦の今年の戦績は2勝5敗とふるわず、厳しい戦いが続いている。対局後、井山名人は「いま世界で最も充実している棋士と大舞台で当たる幸せをかみしめて対局に臨みたい」と話した。大会2連覇がかかる朴九段は「相手が誰だろうと自分らしい碁を打ちたい」と話した。

 持ち時間各3時間。優勝賞金2千万円。19日午後1時から、現地の日本棋院東京本院で大盤解説会が開かれる。料金2千円。(大出公二)

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