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 中国の国会にあたる全国人民代表大会(全人代)は18日の全体会議で李克強(リーコーチアン)首相(62)を再任し、反腐敗闘争の新たな司令塔となる「国家監察委員会」の初代トップに楊暁渡・共産党中央規律検査委員会副書記(64)を選出した。存在感の薄さが指摘される李氏だが、習近平(シーチンピン)国家主席と王岐山(ワンチーシャン)国家副主席の「習・王」体制の下、2期目も難しい立場に置かれそうだ。

 習氏が首相候補に李氏を指名し、2966人の代表が投票した。反対はわずか2票だったが、結果が出ても李氏は無表情だった。

 李氏は首相として主に経済政策を担当してきた。政権の目標を「やはり経済発展の継続だ」と位置づけた就任会見から5年。小さな政府志向の「リーコノミクス」への期待はしぼみ、ほとんど話題に上らなくなった。技術革新や起業の推進などで一定の成果を出したものの、政権内での影は薄い印象がつきまとう。

 理由の一つは、金融リスクや過…

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