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 新名神高速道路の川西インターチェンジ(IC、兵庫県川西市)―神戸ジャンクション(JCT、神戸市)間の16・9キロが18日に開通し、高槻JCT(大阪府高槻市)から神戸JCTまでが結ばれた。渋滞の解消や沿線の活性化につながることが期待されている。

 高槻―神戸間は、名神高速道路から中国自動車道へつながるルートがあるが、国内有数の渋滞地点を通るため混雑緩和が課題となっていた。新名神道を建設した西日本高速道路によると、新ルートを使えば、同区間の所要時間はこれまでよりも平均6分、休日の朝夕だと10分短くなるという。この区間の建設費は約7700億円で、高速道の料金収入があてられる。

 石井啓一国土交通相は開通に先立つ式典で「人とモノの流れが一層効率化され、経済活動に好影響をもたらす」と述べた。

 新名神道は名古屋と神戸を結び、総延長約174キロの計画。高槻―神戸間は、2016年4月に神戸市北区で橋桁が落下して作業員が死亡する事故などが起きたことで開通が1年遅れた。新名神道の全線開通は23年度中を見込む。(伊藤弘毅)