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 土浦市立博物館で、開館30周年の特別展「花火と土浦Ⅱ」が開かれている。土浦といえば毎年70万人が訪れる「全国花火競技大会」が有名だが、「からかさ万灯」という伝統花火の紹介にも目を向けた。

 同館によると、からかさ万灯は雨乞いなどの神事として江戸時代中期から続いているという。毎年8月15日に大畑地区の鷲(わし)神社で開かれ、花火を仕掛けた直径5メートル、高さ6メートルの傘から神秘的な光が降り注ぐ。1982年には国選択無形民俗文化財となった。

 県内では、こうした伝統花火の祭礼が九つあり、八つがつくばみらい市や常総市など県南地区に集中。特別展ではほぼ実寸大のからかさや、常総市大塚戸の祭礼で使われるからくり人形なども展示されている。

 5月6日まで。4月8日には2016年に撮影された「からかさ万灯」の映像上映会も。問い合わせは同館(029・824・2928)。(青瀬健)