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 2023年春開業予定の北陸新幹線・福井駅舎について、同新幹線福井駅舎デザインコンセプト検討会は19日、永平寺や一乗谷朝倉氏遺跡の「唐門」をモチーフにした案を推薦すると、福井市の東村新一市長に報告した。市は近く今回の案を駅舎のデザインとして鉄道・運輸機構に推薦する。

 新幹線の駅舎はJR福井駅の東側に設けられる。昨年12月に同機構から3案が市に示されていた。市民1646人の意見をもとに検討会が議論し、永平寺や一乗谷など歴史や伝統が感じられること、色や形状がえちぜん鉄道の駅舎やアオッサなど周辺の建物と調和がとれていることなどから選んだ。

 木目調の縦格子や窓枠の色・デザインについては、さらに風景に調和するよう調整を求める意見を付けた。東村市長は「機構にも、付帯意見を含めてしっかりと伝えたい」と話した。

 検討会の川上洋司委員長=福井大大学院教授=は市長への報告後、「駅は地域の『ゲート』。市民と来訪者が交流する場として大事に使いこんでほしい」と話した。(南有紀)