拡大する写真・図版 特製ヘッドマーク(下)を付けて運行する大阪市営地下鉄御堂筋線の車両=大阪市営地下鉄梅田駅

[PR]

 4月に民営化される大阪市営地下鉄・バスは19日、特製ヘッドマークをつけた地下鉄の運行を始めた。

 大阪市営地下鉄は1933年に日本初の公営地下鉄として開業。市営地下鉄は4月1日から新会社「大阪市高速電気軌道株式会社」(愛称・Osaka Metro〈オーサカメトロ〉)に運営を引き継ぐ。市営バスは新会社の子会社「大阪シティバス株式会社」に事業を委ねる。

 ヘッドマークは直径60センチ。「さようなら大阪市交通局」と書かれている。マークを先頭車両の前面などに掲げた列車は、御堂筋線に投入された。3編成が3月末まで走る。

 梅田駅では19日朝、市交通局の職員9人が「ご愛顧ありがとうございました」などと言いながら約1時間かけてマスクを配った。新会社のPRも兼ねて、3月末までに全駅で計5万枚を配る。松野正一・梅田管区駅長(57)は「長年にわたって安全運行を続けた先人たちに思いをはせつつ、『生まれ変わった後もよろしくお願いします』という気持ちを込めて配った。民営化後はさらなる安心・安全に努めたい」と話した。(吉川喬)