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 「よう名古屋に来てちょうだゃぁすばしたなも(ようこそ名古屋にお越しいただきまして)」――。名古屋市営地下鉄の駅で26日から、こんなコテコテの名古屋弁が聞けるようになる。市交通局の担当者は「名古屋のおもてなしの気持ちを観光客に伝えたい」と意気込んでいる。

 対象は、観光施設近くにある市役所(名古屋城)、神宮西と伝馬町(熱田神宮)、東山公園と星ケ丘(東山動植物園)の5駅。構内放送で最寄りの出入り口を案内する。ラッシュ時は避け、各施設への来場者が増える正午~午後2時ごろに放送する予定という。

 名古屋弁は3種類あるといい、かつて城下町の町人が使ったとされる「上町(うわまち)言葉」を「上品に聞こえる」(担当者)として採用した。他に武家言葉と下町言葉があり、河村たかし市長は19日の記者会見で「わしら庶民がしゃべる(下町)言葉がええ」と苦笑いした。(関謙次)

●名古屋弁による案内(市役所駅)

 よう、名古屋に来てちょうだゃぁすばしたなも。ありがとうござゃぁます。名古屋城にいきゃぁすにはなも、7(ひち)番出入り口を、使ってちょうでゃぁ、ええかゃぁも。気ぃつけて、お出かけしてちょうでゃぁ。

《共通語訳》

 ようこそ、名古屋にお越しいただきまして、ありがとうございます。名古屋城へは、7番出入り口をご利用下さい。どうぞ、お気をつけて、お出かけ下さい。