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 愛知県半田市の榊原純夫市長は19日、市立半田病院の移転先を市西部の高台にある半田運動公園(同市池田町)に決定したと表明した。約3キロしか離れていない常滑市民病院との機能連携を進めるため、4月初旬に常滑市の片岡憲彦市長を訪ね、経営統合も視野に協議を始めるという。

 有識者らによる新病院建設候補地検討委員会が、18日に同公園を適地と答申していた。榊原市長は会見で「災害時には前線基地となる場所で、30年、40年後にここでよかったと言われる病院にしたい」と述べた。

 常滑市民病院との連携について、「同じような診療科目の病院が二つあると共倒れしかねない」と、診療科目を整理するなどして約400床としてきた新病院の規模を縮小する可能性も示唆した。また、個人的な考えとして、経営統合する場合は一部事務組合より独立性の高い法人にする方が良いとの持論を示した。

 一方、片岡市長は「半田病院が近いと経営への影響が懸念される。両病院の機能分担を協議する必要がある」などとコメントした。常滑市民病院は2015年に移転・開院した。

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http://www.asahi.com/apital/medicalnews/focus/(豊平森)