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 熊本県警は20日、県内の警察署に所属する50代の男性巡査部長が部下の警察官にパワーハラスメント行為をしていたとして、減給10分の1(3カ月)の懲戒処分にし、発表した。

 県警監察課によると、巡査部長は2015年9月ごろから17年10月ごろまでの間、同じ課の部下の警察官数人に対し、怒鳴りながら足で蹴ったり、必要な指示をせずに何度も書類を書き直させたりしたほか、事故現場でヘルメットの上から棒で頭をたたいたり、激辛インスタント焼きそばを無理やり食べさせたりしていた。けが人はいなかった。

 昨年10月に県警全職員に行ったアンケートで発覚。当事者ら複数の職員から報告があったという。県警の聞き取りに対し、巡査部長は「本当に申し訳ないことをした」と話し、処分内容を認めているという。

 巡査部長が所属する警察署や部署の具体名について、監察課は「被害職員の特定につながるので公表は差し控える」としている。(松沢拓樹)