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 米フェイスブック(FB)から多数の個人情報を不正取得した疑いが出ている、英選挙コンサル会社「ケンブリッジ・アナリティカ(CA)」は20日、アレクサンダー・ニックス最高経営責任者(CEO)を停職処分にしたと発表した。同社は米大統領選でのトランプ氏勝利に貢献したとされる。

 英テレビ局チャンネル4が、昨年11月から今年1月にかけて顧客を装い、ニックス氏らと複数回にわたって接触した様子を隠し撮りした内容を報じた。それによると、ニックス氏らは米大統領選以外にもケニア大統領選など世界各地の選挙に関わってきたと説明。顧客の選挙の対立候補を陥れる手段として、女性を自宅に送り込んだり、賄賂を渡してその様子を撮影してインターネットに流したりすることができるなどと話した。放送を受け、同社の取締役会は「会社の価値観を表していない」と処分を発表。第三者の弁護士が発言の中身などを調査するとした。(ロンドン=寺西和男)