拡大する写真・図版 韓国のソウル中央地検を後にする李明博元大統領(中)=15日、AP

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 韓国のソウル中央地裁は21日夕、いったん22日と決めた李明博(イミョンバク)元大統領の逮捕状審査の期日を取り消した。法曹関係者によると、きわめて異例の対応。李氏が審査手続きへの出席を拒んだためだが、世論の反応に司法関係者が神経質になっているとの指摘がある。

 混乱のきっかけは、逮捕状審査にあたり裁判所が当事者を呼んで陳述を聞く審問について、李氏が「出席しない」と伝えたこと。韓国の刑事訴訟法は、正当な理由がないのに召喚に応じない場合、強制的に出廷させる「勾引」の手続きをとることができるとする。

 検察は李氏の出席拒否に備え、あらかじめ勾引令状を得ていた。だが、検察関係者は21日夕になって「勾引令状は執行しない」と表明した。勾引令状は裁判所に「返す」という。

 一方、裁判所は李氏が出廷しない場合でも、検察が提出した証拠や証言だけで結果を出すことが可能。だが、裁判所も21日夕、「李氏の弁護士が審問に出廷する可能性がある」などとして、李氏の逮捕状審査の期日を白紙にするとした。

 李氏への捜査をめぐっては、韓…

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