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特派員リポート 染田屋竜太(ヤンゴン支局長)

 ミャンマーから少数派のイスラム教徒ロヒンギャが治安部隊などによる迫害を恐れて、昨年8月に大挙して隣国バングラデシュに逃れ始めてから7カ月。難民は約70万人に上ったが、ミャンマーへ第1陣の帰還が近く始まる見通しになっている。ミャンマー政府は今月、ロヒンギャが住んでいたラカイン州北部の取材を、政府の取材ツアーという制限付きながら一部メディアに認めた。現地を訪れて感じたのは、政府の難民帰還へのさめた姿勢だった。

 「ここに100軒の家が建つ。すべてイスラム教徒(ロヒンギャ)向けだ」。今月17日、ラカイン州北部マウンドー地区のミンカイン行政官(46)は、取り囲んだ約10人の記者に語った。マウンドー中心部から悪路を車で約1時間走った場所にあるチェンチャウン村。バングラデシュの難民キャンプから戻るロヒンギャの第1陣が再定住するための土地だという。

 しかし、サッカー場が4~5面…

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