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 中国の中央銀行、中国人民銀行総裁を15年にわたって務めた周小川(チョウシアオチョワン)氏が退任し、後任に易綱(イーカン)副総裁が昇格する人事が決まった。易氏は新総裁として、過剰債務から仮想通貨まで複雑化する経済についてタイムリーな市場との対話力と発信力がいっそう求められる。

 易氏は、米国の金融界に強いつながりを持ち、国家副主席に就いた王岐山(ワンチーシャン)氏、ハーバード大学に中国政府から派遣され、やはり米国に知己が多い副首相の劉鶴(リウホー)氏のもと、実務家の立場から中国経済の「スポークスマン」役を担う。

 人民銀は中国共産党からも政府からも独立していない存在だ。先進国の中央銀行と比べて、政策を決定したり、執行したりする権限は限られる。それでも周氏の発言が国際金融の世界で重視されたのは、米国などとの貿易摩擦を通じて、国際政治的にも人民元の動向が注目を浴びるようになったからだ。

 周氏は「英語で直接話ができる…

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