沖縄県を訪問中の天皇、皇后両陛下は29日、豊見城(とみぐすく)市の沖縄空手会館を訪れた。沖縄は空手発祥の地。両陛下は沖縄空手の歴史を紹介した展示や、ヌンチャクなどの武具に、興味深そうに見入っていた。その後、武道歴50年以上の73~88歳の4人の演武を鑑賞し、終了後、天皇陛下は「(空手が)世界に広まっていて本当によろしかったですね」「これからもお元気で」と声をかけた。

 沖縄では空手が伝統文化として大切にされ、中学校でも空手の授業が行われている。2020年東京五輪で正式種目に採用され、地元の子どもたちの空手への関心も高まっている。会館は空手愛好家の拠点として17年3月にオープンした。

 両陛下は29日夕、帰京した。(島康彦