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 内閣官房報償費(官房機密費)の一端が、最高裁判決を受けて20日に開示された。「ブラックボックス」と指摘されてきた肝心の使途は不明のままだが、関係者の証言からは、官房長官室の金庫で管理された機密費が国会や選挙対策のほか、海外の王室に渡っていた可能性まで垣間見える。

 「一定の機密費はある程度許容されても、総選挙後に金庫を空にしたことは問題視していく」。希望の党の泉健太国会対策委員長は22日の記者会見でこう述べ、一定期間後に使途を公開すべきだと訴えた。

 問題視するのは、自民党が2009年の衆院選で敗れて政権を民主党に明け渡す直前、麻生内閣の河村建夫官房長官が引き出した機密費だ。今回、国が大阪市の市民団体に開示した資料によると、同年9月8日に国庫から2億5千万円が入り、同10日に全額引き出されたことが判明した。麻生内閣は同16日に総辞職。当の河村氏は資料が公表されても使途は明かさなかった。

 開示資料からは、機密費の支出…

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