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 生まれつき骨が弱い難病「骨形成不全症」を抱え、車いすで生活する16歳の女子高校生が、囲碁のプロ試験に合格した。「囲碁に体のハンディは関係ない。出会えてよかった」。4月から、岐阜市の自宅と、対局がある大阪とを行き来する棋士生活が始まる。

 通信制高校1年、加藤千笑(ちえ)さん。2月10日、大阪市の日本棋院関西総本部であった女流棋士採用試験本戦の最終局に勝ち、11戦全勝。成績1位だけが合格する難関を突破した。4年前から男女を問わない一般枠で4回、女性枠で3回落ち、8回目の挑戦。帰りの新幹線で両親に「ありがとう」と告げた。

 畳職人の良和さん(49)と妻裕子さん(45)の間に生まれた一人っ子。出生前に手足の成長が遅いことがわかり、生まれた時には足の骨が折れていた。2万人に1人とされる難病。名前は「生きとるうちはとにかく笑ってほしい」という夫婦の願いだ。

 10歳の頃まで「何十回も骨折しました」と良和さん。くしゃみであばら骨が折れたこともある。夜、痛がって泣く娘を車に乗せて何度も病院へ走った。「せめて家で楽しく遊ぶことを覚えてほしい」と小学2年の時、近所の公民館の囲碁入門教室に連れていった。

 囲碁好きのおじいちゃんたちに…

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