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 福岡県糸島市の特別養護老人ホームで2016年10月、入所者の女性(当時96)を入浴介助中に過って死亡させたとして、県警は23日、介助を担当した55歳と56歳の女性職員を業務上過失致死容疑で福岡地検に書類送検し、発表した。

 糸島署によると、2人は10月15日午前11時45分ごろ、女性をストレッチャーに乗せて入浴させた際に目を離し、溺れたことを見逃して死亡させた疑いがある。職員1人は女性に背を向けて別の入所者の体を洗い、もう1人は脱衣所で入浴介助の準備をしていた。

 浴槽には胸とひざをベルトで固定して入れるが、女性は足が悪く、胸のベルトだけを使用。職員が女性の体を洗った後に再度固定して入浴させた。4分ほど目を離した間にベルトが外れ、頭が湯船に沈んでいた。2人は「原因は女性から目を離したことにあります」と話しているという。

 施設では15年5月、入浴中に入所者の女性(当時87)がストレッチャーから転落して亡くなる事故が起きている。施設側は署に対し「職員には入浴介助中は目を離さないように指導していた」と説明している。

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