拡大する写真・図版 がんを患う母から届いたLINEのメッセージ。手をつないだことを喜んでくれた(渋谷幸靖さん提供)

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 がんを患う母(66)の手を取り、階段を上るのを支えた。その夜、母からLINEでメッセージが届いた。「ハングレ ヤクザもどきの やすが やさしくなった めちゃ嬉しかった ありがとう」。いま、非行少年の立ち直りを支援している男性は、服役した過去がある。

 NPO法人「再非行防止サポートセンター愛知」(名古屋市)のスタッフ渋谷幸靖さん(36)=同市天白区。友達とのトラブルを機に小学6年で不登校になり、美容院を経営しながら一人で育ててくれた母に反抗するようになった。

 中学で夜遊びを覚え、たばこを吸い、無免許でバイクを運転した。盗みをすれば友達から「すごい」と称賛され、「かっこよさの価値観がどんどんずれていった」。

 高2の時、「おやじ狩り」をしたとして強盗致傷容疑で逮捕された。24歳で詐欺事件を起こし、懲役2年8カ月の実刑判決を受けた。刑務所でアクリル板越しに接見した母は、悲しい顔をしていた。

 当時の妻子は離れていったが、…

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