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教えて!診療・介護報酬の改定(2)

 東京・新宿の大通りに面した「新宿ヒロクリニック」に、近くの男性(66)がぜんそくの治療で訪れた。車いすで一人暮らし。発作が起きると動けなくなり、過去に何度か救急車を呼んだが嫌がられた。この診療所は非常勤を含む医師や看護師ら約60人が訪問診療や夜間・休日の往診に対応しており、「いつでも来てくれるので安心」と3~4年前から利用している。

 政府は、こうした地域で患者を継続的に診る「かかりつけ医」機能を備えた診療所や中小病院の普及を目指している。必要に応じて大病院などに紹介状を書いてつなぎ、介護の相談にものる。患者が住み慣れた自宅や介護施設で暮らし続けるための役割は大きい。

 今回の改定では、24時間の往診や連絡体制があれば4月から患者1人につき初診料が新たに800円加算されるようになった。患者の窓口負担は原則1~3割で、70歳未満の3割負担なら240円負担が増えることになる。同クリニックの英裕雄院長(57)は「今後複数の慢性疾患を持った一人暮らしの高齢者が増える。そうした患者を一元的に支えるような『かかりつけ医』の重要性は増していく」と話す。

 地方では医師が集まらず、24…

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