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 茨城県取手市立中学校3年の中島菜保子さん(当時15)が2015年11月、「いじめられたくない」と書き残して自殺した問題で、市教委は24日、当時の同学年生徒の保護者会を2年ぶりに開いた。いじめを認めなかった当初の対応を謝罪し、県の再調査への協力を求めた。

 保護者会は、県が設置した第三者委員会が当時の生徒から聞き取りをする前に、これまでの経過を説明するため開かれた。生徒35人を含め127人が参加。当時の校長や教頭らも出席したが、担任が体調不良を理由に欠席したため、中島さんの両親や弁護士らが出席を求めて紛糾。開会が3時間近く遅れた。

 冒頭、矢作進・市教育長が、いじめによる重大事態に該当しないと議決したうえで調査委員会を設置した不手際を謝罪。「ご遺族にご心労をおかけすることになり心よりおわび申し上げます」と頭を下げた。