水戸部六美
体の性と心の性が一致しない性同一性障害(GID)の人が体を心の性に合わせる「性別適合手術」について、4月から公的医療保険が適用される実施医療機関が25日、3カ所に決まった。ただ、保険適用外のホルモン療法と併用すると保険が利かないため、費用負担が減る人は少数にとどまりそうだ。
GID学会がこの日の理事会で、山梨大学病院(山梨県中央市)、岡山大学病院(岡山市)、光生病院(同)を認定施設として承認した。いずれも学会が認定する医師が在籍し、「20例以上手術実績がある」など、公的保険で手術が受けられる国の基準を満たしている。
性別適合手術は当事者団体などからの強い要請を受け、新年度の診療報酬改定で保険適用が決まった。だが、ホルモン療法は適用外のままになった。性別適合手術と併用したら全額自己負担となる「混合診療」とみなされる。
性器の切除や卵巣の摘出などの…
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