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 ロシア・メディアによると、同国西シベリアの都市ケメロボの大型ショッピングセンターで25日、火災が起き、緊急事態省が26日未明までに37人の死亡を確認した。少なくとも9人が子どもだという。まだ屋内に残されていると見られる人も多く、死者の数はさらに増える可能性がある。

 インタファクス通信はすでに40人の遺体が確認され、さらに30人前後が行方不明のままだと伝えた。タス通信によると、出火時に家族、知人と連絡がとれなくなったのは64人で、半数以上が子どもだった。

 ショッピングセンターは映画館や屋内動物園なども入った大型娯楽施設で、火災はビル最上階の4階で起きた。子ども向けの遊戯施設の近くから出火したとみられているが、原因は不明。焼失面積は約1500平方メートルに上った。

 火災が起きたのは日曜日の午後で、ビルは多くの家族連れでにぎわっていた。ビルの内部はところどころ床、天井が崩れ落ち、26日未明になっても高温のままで消防隊が近づけない場所も多いという。行方不明者の親族は近くの学校で待機している。

 ケメロボは炭鉱で知られるケメロボ州の州都で人口約53万人。(モスクワ=喜田尚)