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 熊本市議会は26日の本会議で、北口和皇(かずこ)議員(59)が地方自治法の定める兼業の禁止に抵触し、議員資格がないと決定した。本会議の採決で出席議員の3分の2以上が賛成。同法の規定により北口氏は失職した。

 市議会の調査特別委員会は、北口氏が代表理事を務めた市漁協が事業収入の半分以上を市から請け負っていたことと、北口氏が市側に不当に働きかけたことが、地方自治法の兼業の禁止に抵触するとの審議結果を報告。北口氏は「請負にはあたらず、不当な働きかけなど行っていない」と弁明した。

 北口氏は弁明後に本会議場を立ち去り、その後、代理人弁護士を通じて「法律を無視した手続きと内容で失職することは非常に残念。最後まで徹底的に争いたいと考えています」とのコメントを出した。

 北口氏は当選7回。代理人弁護士によると、県知事に不服申し立てをした上で裁判で争う方針。(沢田紫門)