[PR]

 3年前の初夏の夜。

 IT企業に勤める男性(27)は、1週間の米国出張を終え、自宅に戻った。

 東京・世田谷のアパート前で、足が止まった。午後10時すぎ、一人暮らしの自室から明かりが漏れている。3階建ての1階。出張前に電気を消した記憶はたしかだ。

 ドアをそっと引くと、見覚えのない大きな黒い革靴が見えた。ゆっくり、ドアを閉める。

 「家に知らない人がいる。空き巣だと思う」

 110番通報で駆けつけた警察官数人が踏み込んだ。奥から聞こえる怒声。数分後、ひきずられるように出てきた男の横顔に見覚えはなかった。

 部屋に入ると、敷きっぱなしの…

この記事は有料会員記事です。残り638文字
ベーシックコース会員は会員記事が月50本まで読めます
続きを読む
現在までの記事閲覧数はお客様サポートで確認できます
この記事は有料会員記事です。残り638文字有料会員になると続きをお読みいただけます。
この記事は有料会員記事です。残り638文字有料会員になると続きをお読みいただけます。
【1/24まで】2つの記事読み放題コースが今なら2カ月間無料!