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 3月末で終了する月探査レースに日本から参加していた「チームHAKUTO(ハクト)」は、レース用に開発した探査車を改良し、2019年末にも打ち上げる。31日、発表する。

 月探査レースは、米財団が主催していたが、最終段階まで進んだ5チームは、いずれも今月末の期限までに実現できずに終了する。

 ハクトを運営するベンチャー、ispace(アイスペース)は、独自の月探査を計画しており、19~21年に探査機の月面着陸を目指している。この探査機に、レース用の探査車を改良して載せるという。ハクトの袴田武史代表は「支えてくださったみなさんに感謝している。挑戦を続け、皆さんの思いを月に届けたい」と話している。

 ハクトは日本に伝わる昔話になぞらえ白いウサギ(白兎(はくと))にちなんで名付けられた月面探査チーム。米Xプライズ財団主催の月面探査レースに参加する。ハクトは約100人が技術開発や運営に参加しており、支援者は約4千人。KDDIを始め、Zoffやセメダイン、日本航空など31の企業や団体が関わっている。(田中誠士)