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 北朝鮮の金正恩(キムジョンウン)朝鮮労働党委員長が最高指導者就任後、初めて中国を訪れ習近平(シーチンピン)国家主席と会談した。北朝鮮は5月の米朝首脳会談で米朝国交正常化を目指すが、代わりに非核化も迫られる見通し。核・ミサイル開発問題などで中朝関係は悪化していたが、対米交渉を少しでも有利に進めるため、生き残りをかけた訪中だった。

 朝鮮中央通信は28日朝、正恩氏の訪中について「朝中関係を新たな高い段階に発展させる重大な契機になった」と論評した。訪中には李洙墉(リスヨン)、金英哲(キムヨンチョル)両党副委員長や李容浩(リヨンホ)外相ら、北朝鮮外交を引っ張る中心人物も随行した。

 正恩氏は26日夜の夕食会での演説で「電撃的な訪問」と自ら説明した。中朝関係は核・ミサイル開発問題や習氏が2014年7月に北朝鮮より先に韓国を訪問したことで悪化。昨年11月、習氏の特使との面会も拒んだ正恩氏が訪中した背景には、5月の米朝会談を控えた戦略的判断があった。

 中国側の発表によれば、正恩氏…

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