[PR]

 県の特産ブランド米「青天の霹靂(へきれき)」を使った日本酒を清酒メーカー「桃川」(おいらせ町)が開発した。

 「青天の霹靂 桃川大吟醸純米」は4月5日に出荷され、同10日ごろに県内の土産店などに並ぶ予定。1本2千円(720ミリ、税抜き)で1600本限定だが、来季は1万本に増やし、全国販売を計画しているという。

 青天の霹靂は、酒造りに適するとされる「酒造好適米」ではないが、日本穀物検定協会(東京)の食味ランキングで「特A」を取得した。同社の小泉光悦生産本部長によれば、蒸しても胴割れを起こしにくく、米のうまみを引き出しやすかったという。また、玄米たんぱく質含有率6・4%以下(水分15%換算)という出荷基準をクリアした米を使用しており、たんぱく質による雑味も抑えることができた、としている。

 28日には同社の上田友司社長が県庁を訪れ、三村申吾知事に発売を報告。上田社長は「華やかで膨らみのある香りと、お米の柔らかいうまみのある大吟醸ができた」と述べると、三村知事はおちょこにつがれた酒を前に「香りがどんどん来る。(県産の)ヒラメでクッといけば、んめ!となる」と喜んだ。