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 トヨタ自動車とスズキは、インドで完成車を相互に供給しあうことで基本合意した。2019年以降、両社が現地生産する小型車を相手先ブランドでも生産する。29日午後発表する。

 トヨタは「カローラ」のハイブリッド車などを、スズキは「バレーノ」「ビターラブレッツァ」などをOEM(相手先ブランドによる生産)供給する方向だ。台数は今後詰める。

 インドの新車販売は400万台と、17年にドイツを抜いて世界4位になった。トヨタは拡大が続くインド市場で苦戦。スズキが開発した値頃感のある小型車を投入し、販売力を強化する。インドの乗用車市場でシェア5割のスズキも、エコカーなど市場拡大に見合った品ぞろえを増やす。

 トヨタは傘下にダイハツ工業を持ち、スズキと国内販売を激しく競ってきた。だがエコカーや自動運転など先進技術への投資負担が重くのしかかり、両社は17年2月に業務提携で合意。完成車の補完や環境・安全・情報技術の協業などについて検討を進めている。