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 日本体育協会(会長=伊藤雅俊・味の素会長)は29日、東京都内で記者会見を開き、4月1日から組織名称を「日本スポーツ協会」に変更すると発表した。初代会長の嘉納治五郎が1911年に「大日本体育協会」を設立して以来、組織名に入っていた「体育」の文字が消えることになる。

 教育的意味合いの強い「体育」から「スポーツ」に文言が置き換わったことについて、伊藤会長は「社会や時代の要請から、文化としてのスポーツを次世代に引き継いでいくことが使命になるので」などと語った。記者会見に出席した重量挙げの三宅宏実選手(いちご)は「スポーツはやわらかい響き。より身近に感じられる」と印象を述べた。

 日本体育協会と国、開催都道府県が共催する国民体育大会(国体)を「国民スポーツ大会」に変更する準備も超党派のスポーツ議員連盟を中心に進んでおり、スポーツ基本法を改定した上で、2023年の佐賀大会からの変更を目指す。

 「体育」から、「スポーツ」への変更をめぐっては、超党派のスポーツ議連が10月第2月曜日の「体育の日」を「スポーツの日」に変更するための法改正を目指している。