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 古墳群の世界文化遺産の登録を目指す堺市の公式キャラクター「ハニワ課長」が部長に昇格した? といっても中の人の話。4年間、ハニワをかぶり続けた担当課長が1日付で部長職に登用された。

 ハニワ課長は、古墳で発掘された1600歳の設定。市シティプロモーションチームに所属し、古墳の魅力を発信するのが仕事。4年前に市のホームページで登場したが、話題にもならず廃棄寸前だった。

 転機は3年前。市を特集するテレビ番組に呼ばれ、芸人相手に泉州弁で「開いた口がふさがらない。ハニワだけに」と切り返すとネットで評判に。シュールな見かけとゆるキャラブームに乗って人気者になった。

 せりふは放送作家が考えたが、キャラの設定そのままに、課長らが手分けして南海電鉄などへの企業訪問や関空での観光客の出迎えなどをした。しゃべらないことを条件に貸し出しもして、今では市民のだれもがハニワ課長になれる。

 ハニワ課長もハニワ部長になるのか――。竹山修身市長は3月28日の定例会見で「ハニワ課長の昇進時期は、(古墳群が)世界遺産になった時。登録まで邁進(まいしん)してほしい」。(村上潤治)