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 兵庫県警機動隊の寮で2015年9月に自殺した男性巡査(当時23)について、地方公務員災害補償基金県支部が、今月20日付で公務災害と認定していたことが関係者への取材でわかった。巡査は機動隊内でのいじめを示唆する遺書を残しており、遺族が公務災害を申請していた。

 県警への取材によると、男性は15年9月28日、神戸市須磨区にある独身寮の自室で首をつり、翌日に死亡が確認された。遺書には上司や先輩3人の名を挙げ「嫌がらせやウソつきよばわりには精神的に限界」と記されていた。

 同じ寮では翌10月にも同僚の男性巡査(当時24)が自殺した。県警は内部調査で2人へのパワハラやいじめはなかったと結論づけた。

 同僚の男性巡査については公務災害と認められず、両親が昨年10月、パワハラが自殺の原因として県に損害賠償を求める訴訟を起こしている。