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 牧之原公園(島田市金谷富士見町)の斜面2千平方メートルに自生するカタクリ数万本が、平年より10日ほど早く、満開を迎えた。市は31日~4月8日、カタクリ園内の遊歩道を開放し、一般公開する。

 カタクリは日本海側の山地や丘陵に自生する多年草。3月下旬から4月上旬にかけ、5センチほどの紅紫色の花が下向きに咲く。旧金谷町が1985年に指定文化財・天然記念物に指定し、合併後の島田市も引き継いで保護してきた。

 68年前、中学生の時に自生地を発見した大久保昌彦さん(80)は、「島田市金谷野の花の会」会長として、保護活動を続けている。年2回、外来種の雑草を抜き、茶畑から農薬や肥料が流れてこないように柵で囲う。「環境を変えない」ことに心を砕いている。「次の100年を担う後継者を見つけ、自生地を守りたい」

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