[PR]

 松山空港の今年度の年間旅客数が30日、1956年の民間空港としてのスタート以来初めて300万人に達した。この日記念式典があり、大台達成を祝った。

 松山空港は現在、国内外11都市と結ばれている。昨年度の旅客数は約287万人で約13万人増えた。同空港ビルの清水一郎社長は「ソウル線復活などインバウンドの増加、国内線でもビジネス客、観光客が堅調だった」と分析する。

 国土交通省の統計によると、2016年度に旅客数が300万人を超えたのは羽田や成田、関西などの国際空港、福岡や新千歳などの基幹空港を除くと、地方空港では鹿児島、仙台、宮崎のみ。松山は中四国最大規模で、清水社長は「地方空港の300万人は大台で目標だった」と喜ぶ。

 30日には名産品などを販売する2階店舗がリニューアル。保安検査場の入り口は県産ヒノキを用いたパーティションで通路を設け、安全性向上と混雑緩和を図った。清水社長は式典で「ますます空港を便利快適にし、旅客数を増やしていきたい」とあいさつした。(前田智)