[PR]

(30日、ソフトバンク2―0オリックス)

 力尽きた。0―0の八回、オリックスの西は2安打などで1死満塁を背負った。迎えたのは柳田。初球の143キロが狙いより甘く入る。左中間を割られ、決勝の2点を奪われた。

 春季キャンプからコツコツと結果を積み上げ、プロ10年目で初めて開幕投手の大役を担った。その期待を裏切らない。高い集中力と抜群の制球力で四隅を丹念に突き、8三振のうち、実に五つを見逃しで奪った。千賀との投げ合いで全く譲らなかった。125球目を打たれての敗戦に「悔しいです。力負けです」と言い訳はなし。糧になる。

 ●福良監督(オ) 「西は本当によかった。この試合は西に任せたので点をとられるまでは西。千賀がよかったといっても、打線は工夫しないとダメ」

 ●西(オ) 10年目で初の開幕投手を務めるも、力投が実らず。「悔しいけど、また次に向かっていくだけ」

 ●山足(オ) ドラフト8位新人。先発出場し、一回の初打席で初球を中前へプロ初安打。「思い切りの良さを出せた」