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 桜の名所として知られる福井市の足羽山公園で桜が満開を迎え、訪れた人たちの目を楽しませている。山頂近くで営業する大久保茶屋では、店周辺でこれまでに撮影された桜の風景を紹介する「春の茶屋のさくら写真展」が開かれている。

 写真は越前和紙の台紙に貼られ、約20点が並ぶ。咲き始めや散り際の桜、満月の夜桜、店の田楽など、桜のシーズンの様々なシーンを収めた写真だ。

 店長を務める伊藤晶代さん(50)が、数年前から撮りためてきたものが中心になっているという。伊藤さんは「桜は人間と同じようにずっと一緒ではない。だから毎年記録しておきたいんです」と話した。

 店には昭和初期に撮られた写真も残っている。今後はそれらを整理し、今月末までの展示期間中に枚数を増やしていく予定だ。問い合わせは大久保茶屋(0776・36・0306)。(南有紀)