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 喫煙後45分は市庁舎のエレベーター利用禁止――。奈良県生駒市が、4月からこんな受動喫煙対策を打ち出した。喫煙後の呼気からも受動喫煙が起きる、というのが理由だが、動きは広がるのか。

 2日午後0時半、5階建ての生駒市役所の地下にある喫煙室では、10人あまりがたばこを吸っていた。秘書企画課主幹の日高興人(おきと)さん(40)は、喫煙歴20年で1日10本ほど吸う。「受動喫煙を避けるのは行政としては当然」と受け止める。喫煙後、4階にある職場までは階段を利用した。「厳しいとも思ったが、運動になるので前向きに捉えています」。一方、総務課の男性職員(31)は、3階まで階段を上り、「疲れました」。

 市民の反応は様々だ。子連れで来庁した岩下仁子(よしこ)さん(38)は「対策はありがたいが、あまりやりすぎるのも気の毒。これをきっかけに喫煙者のマナーが良くなれば」。会社員男性(23)は「おもしろい取り組みだとは思うが、『45分』は調べられるわけではない。目に見える実効性があるのか」と疑問を呈した。

 生駒市では条例で、6月から近鉄生駒駅周辺で路上喫煙した場合、2万円の過料を科すことに。「市民に負担を強いる以上、職員もしっかり取り組む必要がある」と今回の対策を始めた。昼休憩以外の職務時間中は禁煙。「喫煙後の呼気でも受動喫煙となり、密室では深刻になる」と、喫煙後45分間はエレベーターを利用禁止としたが、罰則はない。職員以外の来庁者にも協力を求める。

 根拠となったのが、大和浩・産…

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