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 JR東日本は3日、今年度以降に新たに製造する全ての旅客車両の車内に、防犯カメラを設けると発表した。痴漢防止に加え、東京五輪に向けたテロ抑止の効果も狙うという。

 新型車両「E235系」(11両編成)への置き換えが進む山手線は、5月から各車両のドア上部4カ所にカメラを備えた新車を投入。すでに営業運転中の車両の改造と合わせ、2020年春までに全50編成に防犯カメラを設ける。

 今後は首都圏以外の地方線区に投入する新型車両にも設置する。また、成田エクスプレスや、利用客の多い常磐線や中央線を走る特急の一部については今年冬以降、約16億円をかけ防犯カメラ付きに改造する。

 深沢祐二社長は「街頭カメラが広がるなか、犯罪抑止効果があると判断した。映像の管理は厳重にしていく」と話した。

 首都圏では、東京メトロと都交通局が全地下鉄車両を対象に設置を進めているほか、東急電鉄も全車両に設置する方針。(細沢礼輝)