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 在日米軍は4日午前、陸軍管理の横浜ノースドック(横浜市)で、空軍の輸送機CV22オスプレイ5機を陸揚げした。数日内に米軍横田基地(東京都)に立ち寄る予定。いったん国外へ出た後、今夏ごろに同基地に配備される。

 南関東防衛局によると、午前8時半ごろ、船内から1機目が出始めた。米軍は今後、飛行に向けた試験などをするとみられる。

 在日米軍は2012年10月、海兵隊仕様のMV22オスプレイを普天間飛行場に配備。14年7月には、MV22オスプレイが横田基地や厚木基地(神奈川県大和市など)などに初めて立ち寄った後、周辺をたびたび飛行している。16年12月には沖縄県名護市の海岸に不時着水を試みて大破し、今年2月にも同県うるま市伊計島の大泊ビーチで落下した部品が見つかるなど、トラブルを起こしている。

 政府は3日、横田基地への配備について「日米同盟の抑止力・対処力を向上させ、日本の防衛、アジア太平洋地域の安定に資する」として歓迎。一方で、「安全面に最大限の考慮を払い、地元への影響を最小限にとどめるよう日米で協力する」ともしている。

 防衛省は「機体の安全性は政府として主体的に検討し、問題ないと結論づけている」とし、今後、周辺自治体の首長らから要請があれば、改めて説明していくという。(古城博隆)