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 人口約1400人の笠置町で4日、町立笠置保育所の入所式があり、2人の兄妹が迎えられた。町内の児童は減少が続いており、入所式が行われたのは2015年の春以来3年ぶり。2人を加えて同保育所の子どもは13人となった。

 入所したのは、会社員の二滝覚之(さとし)さん(37)、保育士の亜理沙さん(32)夫婦の長男・陽太ちゃん(5)と次女・芽衣子ちゃん(3)。覚之さんは同町出身で西京区に住んでいたが、長女が小学校へ入学するのに合わせて一家で帰郷した。「代々守ってきた土地や家を子どもが受け継いでくれたら、と思いました」

 入所式であいさつした西村典夫町長は「町にとってとても喜ばしいこと。町全体で、健やかに育てていく保育所にしたい」と喜んだ。田原美津子所長も「少人数ならではの異世代交流やイベントをして、一人ひとりを大切にしたい」と話した。

 二つあった町立保育所が統合されて現在の保育所になった2006年当時、児童は約40人いた。13人での新年度スタートはこれまでで最も少ないという。