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 日本の近代文学を代表する小説や詩集などの復刻初版本を展示した「文学作品でたどる明治150年」が、山梨県都留市中央3丁目の市立図書館で開かれている。明治元年から150年の節目の年を記念する企画で、初版の体裁が可能な限り忠実に再現された復刻本を手に取って見ることができる。

 「明治期」「大正期・昭和戦前」「昭和戦後以降」の3期にわたる展示企画で、現在は「明治期」を開催。坪内逍遥「当世書生気質」、二葉亭四迷「浮雲」、与謝野晶子「みだれ髪」、夏目漱石「吾輩ハ猫デアル」、石川啄木「一握の砂」など「新選名著複刻全集近代文学館」(日本近代文学館)として刊行された18作品と、尾崎紅葉「鬼桃太郎」など「名著複刻日本児童文学館」(ほるぷ出版)として刊行された6作品が展示されている。

 1887(明治20)年から88年に出版された「浮雲」は「言文一致」の文体で書かれ、日本の近代小説の始まりを告げたとされる作品。1905(同38)年から07年に出版された「吾輩ハ猫デアル」は、最初は1回の読み切りとして「ホトトギス」に掲載されたが、好評だったため長編として執筆されたことが展示解説から分かる。

 企画を担当した司書の古屋知美…

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